自動生成コンテンツ
かつて外部リンクを量産する施策(ウェブマスター向けガイドラインに違反するSEO対策)でよく見られた手法で、機械的に生成されたページからのリンクを集める取り組みがありましたが、Googleはそういったサイトそのものと、そういったサイトからリンクを受けているサイトに対して厳しく罰しています。
機械的に生成されるために、コンテンツの中身は意味不明な文章になっていることが多く、そういう楽して徳を得るような発想のサイトが高い評価を受けるはずもありません。努力して良質なサイト構築に努め、Googleから高い評価を受けることを目指しましょう。
自動的に生成されたコンテンツの例
Googleが例示している内容は以下の通りです。
自動化されたツールで翻訳されたテキストが人間によるチェックや編集を経ず公開されたもの
他国語で公開されているページ内容などを翻訳ツールに掛けても、正しく翻訳されていない意味不明な文章になっている場合がありますが、これを十分に確認しないままに公開してしまうとガイドライン違反と見なされてしまう可能性があります。
マルコフ連鎖などの自動化されたプロセスを通じて生成されたテキスト
ごめんなさい。「マルコフ連鎖」…理解不能です。が、つまりは何らかのアルゴリズムにより自動的に生成されたテキストはガイドライン違反ですよということですね。相当精度が高く不自然さの欠片もなかったら流石のGoogleも判別できないのではないか思いますが、自分の言葉で記事を起こすことを前提としましょう。
自動化された類義語生成や難読化の手法を使用して生成されたテキスト
これは類義語かどうかという話ではなく、既存の文章の一部の単語を置換してページを作り換えるような手法を禁じたものです。冒頭に述べた外部リンク施策にて多く見られた手法ですね。とにかく手抜きは厳禁ということですね。
Atom/RSS フィードや検索結果からの無断複製によって生成されたテキスト
いわゆる“パクリ”ですね。既存のページであろうがRSSフィードであろうが、第三者が生成したコンテンツを無断で複製することはガイドラインにて固く禁じられています。
複数のウェブページからのコンテンツに十分な付加価値を加えることなくそれらをつなぎ合わせたり組み合わせたりしたもの
もはや解説の必要もありませんね。自身で考え作成したコンテンツを発信していきましょう。
引用元:Search Console ヘルプ 自動的に生成されたコンテンツ
本稿ではコンテンツの自動生成に関するガイドラインを解説しました。
次回以降もGoogleウェブマスター向けガイドラインの各項目を解説していきます。